世界ぶらぶら俳句

ハイクで探す地球の姿!

冬に目白の俳句を詠みたいのだが

庭木に目白が来ている。蜜柑を挿しておくと、次から次にやってきて美しい声で鳴くから、ずっと目白は冬の生物だと思っていたが、夏の季語だという。歳時記によっては秋に立項されているから、この鳥も目を白黒させているに違いない。

目白から生じた言葉に「目白押し」というものがあるが、それは冬の風物詩でもある。逆に夏場は、青く茂った木の葉に隠れて、その姿を目にすることは難しい。それでも夏に詠まなければならないのだから、俳句というものは難しい。

不動なる枯木や白き目に楽土

 

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