世界ぶらぶら俳句

ハイクで探す地球の姿!

怪文に頭使うなら回文俳句

回文俳句を手がける宮崎二健氏は、左右どちらからも1221の並びとなる今日を、回文の日と定めて、「黙視わいの鰯雲」などの句を詠んでいる。そんな回文句は、古くから親しまれており、芭蕉の高弟・其角の「今朝たんと飲めや菖の富田酒」などが有名である。

こんな日はパズルをやめて、回文俳句で目覚ましだ!

雪が舞う山に谷間や馬が消ゆ

 

yeahscars.net

東京駅の日

今年は、鉄道開業150年ということで、普段乗る電車がちょっと人生の先輩のように思えた。遅延で文句ばかり言ってきて、悪かった…

そんな一年も終わりが見えて、今日は「東京駅の日」。1914年の今日、新橋駅に代わるターミナルとして、東京駅が完成した日だという。つまり、僕のような田舎もんにとっての悲劇の始まり。あの巨大ターミナルで待ち合わせをすれば、いつも電車に乗り遅れてしまう。

銀の鈴ってなにや???新橋の焼き鳥屋で待ち合わせしたかったぞ!

 

俳句の季節 | 末成ノート

忘れ去られていく煤払い

12月13日は「煤払い」。正月準備を始めるにあたって、囲炉裏があった昔は、真っ黒な炭素汚れをまず取り払った。

何かと便利になった世の中、身体を動かすことなく、正月準備も全てネットで完了。済ませなければならないのは「着払い」だけ。年末に首が回らなくなるのは、昔と変わらんが…

 



アワビは、夏から冬に衣替えする!?

クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビが絶滅危惧種に指定された。これらの旬は夏で、俳句で「鮑」とすれば夏の季語となる。けれども、これを機に庶民の食卓からは消えてしまうだろう。

そうなると予想されるのが、エゾアワビが台頭すること。冬に旬を迎えるエゾアワビを前に、凍えながら冬の俳句を詠みあげよう。生きながらひとつに凍るアワビかなぁ…

 

ナニ、エゾアワビはクロアワビと同一種だと!?