世界ぶらぶら俳句

ハイクで探す地球の姿!

一輪ほどのあたたかさ

午後から雨が降ると聞いていたが、傘が不要になった。不要になった傘を杖にして、ちょっとした山道に分け入ると、寒の到来に身構えていた小枝に一輪、小さな花が咲いていた。

街中の銀杏は、まだ落葉を路傍に積み上げているが、来るべきものの足音は、遠いながらも聞こえ始めた。

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あいさつ疲れ

今日は幾度となく「おめでとうございます」と言った。この新年のあいさつは、平安時代以前の古代から続いているものだそうだ。本来は、厳しい冬を乗り越えた喜びを、迎えた新春に爆発させる言葉だが、新暦では、今からが寒さも本番である。

外まわりを終えて椅子に座ると、机に課題が山積みになっていた。1週間の正月休みにたまった仕事は、まさに目が飛び出るほどのボリュームだ。ああ、ここから抜けでとうございます…

俳句の季節 | 末成ノート

壮大な夢も一歩から

一日に立てた目標はただひとつ。一日一万歩。毎日一万歩で、スリムな年末を迎えようと。しかし、三が日は免除して、四日から頑張ると心に決めた。

今、僕は揺れている。春の夢は儚いもの…

小坊主の足音やまぬ三日かな

 

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外すことのできないマスク 季語から外されるのか!?

コロナ禍の中、なかなかマスクがとれない。俳句の世界では、「マスク」といえば冬の季語だが、このままでは歳時記から除外しなければならない事態に陥ってしまう。いや、もはや外出時には欠かせない、オールシーズンのファッションアイテムになっているのかもしれない。画像のような、本来の役割を忘れてしまった輩もいるしな…

 

 

季語|マスク(ますく) | インターネット俳句

シングルベル

クリスマスを詠んだ俳句で、まず一番に思いつくのは、秋元不死男の「へろへろとワンタンすするクリスマス」。昭和24年(1949年)に詠まれた景色は、少子化の進む現代にも生きている。僕の去年はペヤングだったが、今年は一寸はりこんでラ王にでもしてみるか…

飾りなき樹にも咲くかな雪の花

 

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